書籍「そのまま使える iPhoneアプリプログラム」を福井の本屋はもっと仕入れるべき

この世にはこんな本があります。
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私がiPhoneアプリ開発で使う10の書籍 - モノバイトとスマートフォンアプリと他何か」の「良書な予感…!」で挙げていた書籍とはこれのことでした!

出会い

この本の存在を知ったのは2009年の年末…某福井県の某海鮮アトムという寿司屋にて執筆者の畑さんと二人…


モノバ「サーモンうまいっすねー」
畑さん「サーモンは間違いないっす」
畑さん「そういえば今、iPhoneの本書いてるんですよ!」
(本に掲載予定のサンプルコードをいくつか見せていただく)
モノバ「おおっ…これはすごい」
モノバ「こういうサンプルがバンバン載るなら絶対買いますよ!」
畑さん「ありがとうございます」
モノバ「いつ頃発売されます?」
畑さん「そうですね、3月までにはなんとか!」
モノバ「タコも美味しいっすねー」


などという会話を経て、肌寒さを感じるその日を終えました。
そして、田植えも終わった2010年5月下旬にその本は発売されました。

期待通りの内容!

私が見せていただいたサンプルはOpenGL関連のサンプルだったのですが、当時は特にiPhoneアプリOpenGLに関する和書が少なかった時期でして…。
今でこそOpenGLの情報が増えてきていますが、この書籍に書かれているサンプルは更に実践的なものだと思います。
脱!iPhoneアプリ初心者!の方にはすごくオススメですよ!


書籍の内容はこんな感じです。

  1. OpenGL ESテクニック
  2. ムービー制御
  3. iPodライブラリ制御
  4. 巨大な画像をタイリング表示する(Tiled Layer View)
  5. 日時を表示するカレンダーアプリを作成する
  6. iPhoneのホーム画面風のアプリを作成する
  7. 地図にルート案内を表示する
  8. Appendix iPhone開発で役立つプログラミングテクニック

詳細は執筆者の方が作成されたこちらの動画をどうぞ。


さて…動画上に「フレームバッファオブジェクトを使った応用テクニックを公開!!」というのがあります。
その応用テクニックとはOpenGLの環境で2枚画像を重ねて、上の画像をこすると下の画像が出てくるというものでして。。。
ということは…こういう画像を用意すれば…そういうアプリが出来てしまう…!











ふう…

アフターサービス

「本を買ったらすぐ記事書きますよ!」
と、畑さんに宣言しておきながら…もう今は、台風9号が夏の暑さを奪っていってしまった9月下旬。。。
やっと記事を書くことができました!


長い月日を経て…変わってしまったことがあります。
それは「iOS4」の登場。


iOS4上では、書籍内の「ムービー制御」関連がうまく動かなくなってしまったらしいのです。。。
が、ご安心を。
サポートページ*1で、iOS4でも動作するようにサンプルプログラムが更新されているのです!素晴らしい!


iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンスでも感じたことなのですが、アフターフォローがしっかりしている書籍は本当にありがたいです。

特に、iPhoneアプリのように情報の流通が速い世界ではなおさらです。
そういった意味でも「そのまま使える iPhoneアプリプログラム」はオススメだと思います。

福井に売ってないのはどういうこと?

…ということでタイトルに戻るのですが、この良書…福井の書店にあんまり置かれていないですよ?
福井県内で有名な書店、勝木書店の書籍検索結果「http://www.katsuki-books.jp/html/zaiko.asp?JAN=9784839935580」を見ると、2010/9/28時点では…本店、二ノ宮店、ワッセ店に1冊ずつしかねぇーっ!どういうことだ!
福井出身という理由で、白川静*2とか俵万智*3の書籍を大量に仕入れるならばこの書籍もちゃんと仕入れて、地元出身の人間を応援してくださいよ!*4


…というローカル根性丸出しの主張でした。
地元書店が仕入れないなら…自分がアフィリエイトで売るぜ!
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